屋根神様としての特別なお祭りは特にありませんが、年に一度静岡県にある秋葉神社の総本山に行ってお札をもらったり、正月にはお供えをしてお参りをすることになっています。
  また、1月8日には神主さんに来ていただきお払いを行います。町内会長の人が代表として玉ぐしをささげます。
 屋根の上に神様がまつられているのは例外で、普通空き地などで土地を見つけ、そこに神様をまつります。
  しかし、地域によっては土地が無い場所もあります。その場合、少しでも神様を粗末に扱わないようにするため、高いところに祀ろうということで屋根の上に作ったとされています。
 笠松には月次祭を行う風習がないので、そのような飾り付けをするような風習も基本的にはありません。
※月次祭(つきなみさい)とは、毎月1日15日に屋根神様に対してお供え物をしたりお参りをしたりすることをいいます。
 我々は地元地域に住んでいて屋根神様を知っているので、特に感じることはありません。
  しかし、初めて来る人たちは屋根神様のことを知らないので「え、なんですか?」と驚く人や、「これなあに?」と聞く小学生などが多いです。
 土地があってそこにまつる分に関しては問題ありませんが、屋根の上にまつっていた神様を降ろし地上に置くことは良くないと思います。
  地上に置くことで、環境整備も必要となるし、敷地も作らないといけません。また、整備にはお金もかかりますし、誰が管理するかということも問題となります。整備に関しては、地域の方々が鐘をだしあったりして整備しなくてはいけません。
 
 
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