あなたは、「ユニバーサルデザイン」という言葉を知っていますか?ユニバーサルデザインというのは、90年代ごろから誕生し、まだまだ新しい考え方なんです。ユニバーサル【universal】とは、「一般的な、共通の、例外なく、全ての人に当てはまること」ことを意味します。つまり、身体が不自由な方、小さな子供でも、障害なくふつうに生活が出来るようにするために設計されたものを、ユニバーサルデザインといいます。 |
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トイレの鍵 |
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バス |
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かなり古びている鍵です。鍵をつまむところも小さく開けにくいです。また、力を入れないと鍵がかからないので、高齢者の方・小さな子供にとっては、とても不便です。 |
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上にあげる仕組みになっている鍵です。このことによって、開閉がスムーズになり、少しの力で鍵をかけることができます。これで、力がない方でも簡単に鍵を閉めることができます。 |
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バスを降りる時に、階段があると高齢者の方にとってどうでしょうか?足に負担がかかるのはもちろんですが、転んでしまったら危ないです。段差、階段があるものは、とても負担がかかります。 |
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出入り口の段差、階段をなくしたノンステップバスがあります。これで、乗降がかなり楽になります。また、車いす用のスロープを取り付けをすることにより、車いすの方でも楽にバスに乗ることができます。 |
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道 |
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道幅 |
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でこぼこした道、段差、砂利道…車椅子・高齢者の方たちにとっては足場が悪く、車椅子の方にとって不快な気持ちになるでしょう。また、小さな子供が転びやすくなっています。 |
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このように、でこぼこや、段差をなくすような設計にすると、車椅子の方はもちろんですが、すべての人が歩きやすい環境になります。 |
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この道幅は車椅子でも楽々に通れると思いますが、実は曲がる時に、とても窮屈になり、楽に通ることができません。そのため、補助の方と一緒の場合はもっと動きにくくなります。 |
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広々と設計するとどうでしょうか?曲がるのはもちろんですが、スムーズに移動することができます。また、点字ブロックを付けることによって、目の不自由な方でも行くことができます。 |